成長過程にある少年、中学生前後では腕の骨の付け根に骨が伸びるための成長線が残っています。

リトルリーガーズショルダーは、繰り返しの投球による牽引と回旋の力がかかることで、成長線を損傷することをいいます。

青年以降の投球障害とは根本的に異なる障害であるため、注意が必要です。

原因の多くは「投げすぎ」です。特に以下のような習慣や環境が重なると発症リスクが高まります。

・1日の投球数が多すぎる
・ポジションを問わず、連日休みなく投げている
・肩に負担にかかる投球フォーム
・肩甲骨、胸郭、股関節の柔軟性が不足している

成長期の骨はまだ柔らかいため、大人と同じ感覚で投げ続けると、肩の成長板が耐えきれずダメージを受けてしまうのです。

「痛いけど我慢して投げ続ける」「軽い痛みだから様子を見よう」という判断が、症状を長引かせたり、重症化させる原因になります。

以下のようなケースは、改善が遅れることが多いです。

•痛みを我慢して練習を続けた
•安静期間が短く、すぐに投球を再開した
•電気治療や自己流のマッサージだけで根本的な原因にアプローチしていない
•投球フォームを見直さないまま復帰した

リトルリーグショルダーは一度発症すると、再発しやすいのも特徴です。痛みが取れたからといって、すぐに投球を開始するのは危険です。

リトルリーグショルダーの基本的な治療は、まず「投球をやめて安静にすること」です。

そしてその間に柔軟性、肩の負担にかからない投球フォームを身につけることが重要です。

<整骨院・整体での治療>
・手技療法
原因となる筋肉の張りを減らすことで痛みを改善します。

・物理療法
超音波や微弱電流などを使って内部の組織の修復を早めます。

<自宅でできるセルフケア>
・ストレッチ
肩の筋肉を緩めます。さらに、胸郭や股関節の可動域を広げることも重要です。

・筋力トレーニング
肩のインナーマッスルや腹筋群などを強化し、肩への負担を軽減します。

症状の重さや対応の早さによって回復期間は異なりますが、一般的には3週間～3ヶ月程度の安静が必要とされています。

軽度：2～4週間
中度：1～2ヶ月
重度：3ヶ月以上

ただし、症状が治まっても再発防止のためのメンテナンスやフォーム改善は継続する必要があります。「痛くない＝完治」ではありません。段階的に練習に復帰していくことが大切です。

岡山市北区の浅越整骨院のリトルリーグショルダーの施術方法は？

浅越整骨院では、リトルリーグショルダーに対して「痛みの改善」と「再発予防」の両面からアプローチし、そして「パフォーマンスアップ」へ繋げるため全力でサポートします。

<浅越整骨院の野球肩に対する治療の特徴>
1.手技療法によるアプローチ
症状の根本原因に直接アプローチし、肩への負担を減らします。

2.姿勢・投球フォームの指導
肩に負担をかけない効率の良い身体の使い方をアドバイスし、再発防止、パフォーマンスアップにつなげます。

3.自宅でできるストレッチ・トレーニング指導
施術だけでなく、自宅でできるセルフケア方法を個人にあった方法でお伝えし、早期回復をサポートします。

4.再発防止のためのメンテナンス
痛みがなくなった後も、定期的なメンテナンスを行い、肩に負担がかからない体づくりをサポート致します。

<このような方におすすめ>

・パフォーマンスをあげたい
・自分でストレッチなどしているが痛みが取れない。
・痛いのを我慢して野球をしている。
・不安があり全力でプレーできない

リトルリーグショルダーは、早期対応と適切な施術でしっかり改善できます。未来の大きな怪我を防ぎ、全力でプレーできる身体づくりを一緒に目指しましょう。

岡山市北区でリトルリーグショルダーにお悩みの方は、ぜひ浅越整骨院にご相談ください。あなたのリトルリーグショルダーの改善を全力でサポートいたします。