シンスプリント - 岡山市北区の浅越整骨院

シンスプリントは、正式には「脛骨（けいこつ）疲労性骨膜炎」と呼ばれ、スネの内側に痛みが生じるスポーツ障害です。

シンスプリントの主な原因

1. オーバーユース（使いすぎ）
走る・跳ぶ動作を繰り返し行うことで、スネの骨に付着する筋肉や骨膜に負担がかかり、炎症を引き起こします。特に、中学から高校に上がり急に練習量が増えたり、ハードなトレーニングが続いたりしてると発症しやすくなります。

2. 筋力の不足や柔軟性の低下
ふくらはぎの筋肉（ヒラメ筋や後脛骨筋）の柔軟性が不足すると、着地の衝撃を十分に吸収できず、骨膜にストレスがかかります。また、股関節などの筋力が弱いとスネの内側に負担が集中しやすくなります。

3. 足のアライメント異常（骨格の歪み）
扁平足や足首の歪みがあると、歩行時や走行時の衝撃を上手く分散できず、スネの内側に負担がかかります。

4. 硬い地面や不適切なシューズ
硬い地面でのトレーニングや、クッション性の低い靴を履いていると、スネの骨への負担が増加します。

シンスプリントの痛みがなかなか治らなかったり、悪化してしまうのには以下のような理由があります。

1. 痛みを我慢して運動を続けている
シンスプリントは初期の段階で適切な対処をすれば比較的早く回復します。しかし、痛みがある状態で無理に運動を続けると、炎症がひどくなり、回復が遅れるどころか、疲労骨折に進行する可能性もあります。

2. ストレッチやケアが不十分
ふくらはぎや足首の柔軟性が低いと、シンスプリントの原因となる筋肉の負担が減らず、痛みが長引くことがあります。適切なストレッチやケアを行わないと、再発もしやすくなります。

3. 原因となる動作の修正ができていない
足の接地の仕方やフォームに問題があると、スネに余計な負担がかかり続けます。適切なフォームを身につけないと、痛みを繰り返してしまう可能性があります。

シンスプリントを改善するためには、次のような治療やケアが必要になります。

1. 運動制限とアイシング
痛みが強い場合は、まずジャンプやダッシュ運動を制限し、初期の腫れが強い場合は炎症を抑えるためにアイシングを行います。氷をポリ袋に入れて痛む部分に15～20分当てることで、炎症を和らげることができます。

2. ストレッチとマッサージ
ふくらはぎの筋肉（ヒラメ筋・腓腹筋）や足の裏の筋肉をしっかり伸ばすことで、スネの負担を軽減します。また、筋肉が癒着して動きが悪いところにマッサージをすることで癒着が取れ、血流を促進し、回復を早めることができます。

3. 足のアライメント調整
扁平足や足首の歪みがある場合は、下記の当院の施術やテーピング矯正も併用するなど専門的な施術で調整することが有効です。

4. 筋力、バランストレーニング
股関節周りの筋力を強化やバランストレーニングをしていく事で、再発予防にも繋がります。

シンスプリントの回復には個人差がありますが、軽症であれば2〜3週間、重症の場合は2〜3ヶ月かかることもあります。

症状が軽いうちに適切な治療を受けることで、早期回復が期待できます。無理に運動を続けると長引く原因になるため、早めの対策が重要です。

岡山市北区の浅越整骨院のシンスプリントの施術方法は？

浅越整骨院では、シンスプリントの根本改善を目指し、次のような施術を行っています。

1. 筋肉のバランスを整える手技療法
痛みの原因となる筋肉の緊張を緩和し、血流を改善することで回復を早めます。また、患部だけでなく、足首や膝、股関節の動きもチェックし、全身のバランスを調整します。

2. 足の歪みを整える矯正施術
足のアライメント（骨格のバランス）が崩れていると、再発しやすくなります。当院では、患者様の足の状態を見極め、必要に応じて矯正施術を行います。

正しく踏み込めるか(背屈できるか)、うまく踏み込めない方は蹴る動きが強くなりシンスプリントに関係する筋肉のストレスが強くなってしまいます。

足のアライメントが悪いということは身体の土台も崩れやすくなり荷重が内や外にも逃げやすくなります。
正しい動きを獲得するために足のアライメントを整えます。

3. 適切なストレッチ・トレーニング指導
シンスプリントの予防には、柔軟性の向上と筋力強化が欠かせません。患者様に合ったストレッチやトレーニング方法を指導し、再発しにくい体づくりをサポートします。

4. 生活習慣・トレーニングフォームのアドバイス
普段の姿勢や歩き方、トレーニングの方法を見直すことで、シンスプリントのリスクを軽減できます。当院では、スポーツ動作の改善に繋がるアドバイスも行っています。

シンスプリントの痛みでお悩みの方は、お気軽に浅越整骨院にご相談ください。あなたのスポーツ復帰を全力でサポートいたします！