オスグッド病 - 岡山市北区の浅越整骨院

オスグッド病は、正式には「オスグッド・シュラッター病」といいます。主に小学校高学年から中学生の成長期にあたる子どもたちに多く見られます。

ひざの少し下にある「脛骨（けいこつ）粗面」と呼ばれる部分が、運動によって何度も引っ張られ続けることで炎症を起こし、痛みや腫れが出る状態です。

特に、以下のような動作が多いと起こりやすくなります。

• ジャンプやダッシュの繰り返し
• 急に止まったり、方向転換する動き
• 毎日の部活で休む日が少ない
• 柔軟性が低い（特に太ももの前後や臀部の筋肉）

成長期は骨がぐんぐん伸びる時期ですが、筋肉や腱（けん）はそのスピードについていけないことが多く、結果として骨の付け根が引っ張られて痛みが出るのです。

オスグッド病がなかなかよくならない、あるいは悪化してしまうのには、いくつかの理由があります。

（1）無理に運動を続けてしまう
痛みがあるのに部活を休めず、がまんしてプレーを続けると、炎症がひどくなってしまいます。

（2）ストレッチ不足
特に太ももの前側の筋肉（大腿四頭筋）が硬いと、ひざへの負担が大きくなります。柔軟性が足りないままだと、治りも遅くなります。

（3）体の使い方のクセ
走り方やジャンプの着地の仕方など
に問題があると、ひざへの負担が毎回かかり、改善を妨げます。姿勢やバランスも重要です。

（4）休ませるだけの対応
病院で「成長期だから仕方ない」「とにかく安静に」と言われ、何もしないまま過ごすケースもありますが、それだけでは根本的な改善にはなりません。

オスグッド病の治療には、大きく分けて次の3つのポイントがあります。

（1）炎症をおさえる
まずは、炎症をおさえるために、アイシングや電気治療を使うことがあります。痛みが強い場合は、無理に運動をせず、休ませることも大切です。

（2）筋肉の柔軟性を高める
太ももの前側（大腿四頭筋）を中心に、ストレッチや手技療法で筋肉をゆるめることで、ひざへの負担を減らします。

（3）体の使い方を改善する
再発を防ぐために、姿勢のチェックや動き方のクセに対する改善も行います。必要に応じて、トレーニング指導やフォームの見直しもします。

ただの「安静」や「サポーター」だけでは、根本的な解決になりません。早期回復と再発防止のためには、正しい治療とリハビリが必要です。

オスグッド病の治り方には個人差がありますが、早めに適切な治療を始めれば、1〜3ヶ月ほどで改善することが多いです。

ただし、

• 痛みをがまんして運動を続けた
• ストレッチをさぼっていた
• 自己流で対応していた

このような場合は、半年以上かかることもあります。

大切なのは、「成長期だから仕方ない」と放置せず、早めに専門家に相談することです。浅越整骨院では、一人ひとりの状態をしっかり見て、最短でスポーツ復帰できるようにサポートしています。

岡山市北区の浅越整骨院のオスグッド病の施術方法は？

浅越整骨院では、オスグッド病に対して以下のようなトータルアプローチを行っています。

（1）痛みを和らげる施術
まずは、ひざの痛みを軽くすることを優先します。手技療法や超音波治療、電気治療などで、炎症や筋肉の緊張をやわらげていきます。

（2）筋肉のバランスを整える
太ももの前側の筋肉だけではなく後側のハムストリングスが硬いと前側の筋肉も収縮しやすくなり膝への負担が増えます。

股関節の筋肉が硬いと太ももの筋肉と癒着して硬く動きが悪くなってしまう事もあります。筋肉のバランスを整えることで体にかかる負担を分散させ使い方を良い方向にサポートします。

（3）姿勢と動きの指導
オスグッド病の再発を防ぐため、体の使い方や姿勢、ジャンプなどの動作改善指導も行います。必要があれば、トレーニングやリハビリもサポートします。

（4）部活との両立を応援
「大事な試合がある」「どうしても練習は休めない」そんな声にも応えながら、できるだけ早く、そして安全にスポーツに復帰できるようにサポートしています。

【最後に】オスグッド病で悩んでいる方へ

オスグッド病は、放っておくと痛みが長引くだけでなく、運動のパフォーマンスにも影響が出てしまいます。でも、正しい施術とケアをすれば、きちんと良くなる症状です。

岡山市北区の浅越整骨院では、スポーツに打ち込む成長期の子どもたちを全力でサポートしています。

ひざの痛みでお悩みの方は、ぜひ一度ご相談ください。